「ベランダで植物を育てたい」
以前ベランダ園芸に挫折して ベランダガーデニングに憧れている
グランママ子です。
陶芸で制作したものの、使わない器が何個かあり
捨ててしまうのももったいないので
ハイドロカルチャーに利用してみました。
今回は、ハイドロカルチャーの メリットや扱い方のコツ・注意点と グランマが実際に植え替えをした様子を併せてご紹介いたします。
ハイドロカルチャーとは?
(参考画像)
「観葉植物を楽しみたいけれど 土は汚れたり虫がわきそう」
「おうちに土を持ち込みたくない」
という方に 今は土を使わずに育てるハイドロカルチャーがあります。
ハイドロカルチャー
ハイドロボールという人工の土を利用して
植物を育てる方法のこと。
気軽に観葉植物を楽しめるため 人気の高い栽培方法です。
ハイドロボールは 粘土を高温で焼いて発泡させたもの。
ハイドロボール自体に細かい穴が空いていて 酸素がはいっているので
植物はその酸素とお水を吸収して育ちます。
ハイドロカルチャーのメリットと注意点
(参考画像)
メリット
・ハイドロボールは無菌で清潔なので 虫がほとんど寄ってこない。
・洗って何度でも使える
・ガラスの容器などで育てると お水の量が一目瞭然なので
水やり管理が簡単です。
・ハイドロボールには水を溜め込む性質があるので
水やりの頻度も少なく済む。
注意点
・土栽培に比べて植物の成長スピードが遅い。
・1年に1回 植え替えが必要。
・根から排出された老廃物を分解できないため
根腐れを起こしやすい。
でも根腐れ防止剤(ミリオンAやゼオライト)を敷いてから植えれば大丈夫。
ハイドロカルチャーにオススメの植物
(参考画像)
日光に当てすぎると 水温が上昇して根が傷みやすくなります。
そのため 少ないに日光でそだつ
テーブルヤシ・ガジュマル・アイビー・カポック・オリヅルラン
ポトス・ゴムの木・モンステラ など
耐陰性の植物がおすすめです。
ハイドロカルチャーの植え替え
必要な道具と材料
・観葉植物を植える容器(底穴のないもの)
・ハイドロボール
・根腐れ防止剤(ミリオンAやゼオライト)
・栄養剤
・観葉植物
・スコップやピンセットなど
道具や材料は、100均(ダイソーなど)でほとんど買いそろえることができます 。
植え替えの仕方
①植物の根はバケツの水などでやさしく洗い 水耕栽培の根をそだてるため
細い根は切りおとす。
②容器の底がかくれるくらいに根腐れ防止剤をしく。
③水洗いしたハイドロボールを 容器の1/3ほど入れる。
④観葉植物を容器の中心に入れ、周りにハイドロボールを追加する。
⑤水を1/4~1/5くらい与える
できればこの時 液体肥料を水でうすめてあげてください。
アスパラガス
サンスベリア・スタッキー
管理方法
・コケなどが生えた場合は 見た目も悪くなるので
洗ってください。
・室内の明るいところで直射日光は避けてください。
・水やりは 完全に中の水が無くなってから 容器の1/4〜1/5くらい 水やりを。
半年に1度は 肥料をあげるとイキイキと育ちます。
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今回ハイドロカルチャーに使った容器は
去年からはじめた陶芸の器たちです。
フタをあやまって割ってしまったポットや
大きさが微妙で使いみちのない器を
なんとか再利用できないかと考えて
ハイドロカルチャーにしてみました。
容器は 自宅にある
ジャムの瓶やキッチンにあるガラスの保存容器
はたまた 骨董の器なども素敵ですね。
緑のある生活は 心癒されるので
興味のある方は
ぜひ お試しください。