(山中湖からの富士山)
富士山を見たのは旅行で行き来する飛行機から、そしてここ埼玉の見晴らしの良いところからもいく度となく富士山の勇姿は見ていました。
でも「あぁ、富士山ね」くらいにしか思っていなかったのです。
ところが人生ではじめて、富士山を間近で見た3年前 富士山の麓でキャンプをしたときの出会いは忘れられません。
息を呑むような大きさと美しさ、圧倒的な存在感にただ息をのみ いっぺんで大好きになってしまいました。
そして今年(2022年)気持ちあらたに新年を迎えたく思い 1月2日に富士五湖のひとつの山中湖に向かいました。
富士山の魅力はその美しいかたちと季節や時間によって姿が刻々と変化していくところ。
そしてまわりに他の山のない、ただ1座で(座とは山の数え方です)そこにそびえていること。
山脈が連なっていると、人は意識せずとも山の存在を常に感じています。
(イメージ画像)
ところが富士山は そんな心の準備をさせない。
車で走っていると、建物や小高い山にかくれていた富士山が突然「ドカーン」と現れる。
(朝に撮影した赤富士)
そしていつも自分の想像をはるか超える巨大さ。
なので遭遇するたび「大きい!すごい!」と驚かされます。
そこいらのアトラクションより衝撃があります。
よく空や海を見てなぐさめられたり、癒やされたりすることがあると思いますが そのときに感じる気持ちとはぜんぜん違うものを富士山から感じます。
火山のせいなのか感じるのは エネルギー。(私だけかもしれませんが)
そのエネルギーのおかげで吹っ切れるのか、富士山を見るとスッキリさせられる そんな気がします。
また行きたい。
また会いに行きたい。
そんな恋心をいだきながら 最近は過ごしています。
富士の麓に住んでいる人たちは 前世で徳を積んだ人たちなのかもしれない(グランマ談)
フォトグラファー佐野寛了さんの「これが静岡の日常」と題して投稿された写真が、SNSをざわつかせたという記事です。載っている写真におどろきます。
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山中湖に着いて振り返ったら みごとな彩雲でした。